2014-09-05 フィクションを読む ●『女のいない男たち』 村上春樹(文藝春秋2014)を読む。「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタデイ」が特に気に入る。後者は短篇「螢」を思い起こさせる(でも誰も死なないところがいい)。「木野」の前半は、「トニー滝谷」(の前半)を思い出させてくれる。長編に発展しそうな気もする。 著者に感謝。