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稲村堂作業日誌

科学雑誌を読む日々。

今日のダーウィン

[1835年3月25日](航海1,185日目)

181年前の今日、ビーグル号航海中のC.D.(当時26歳)は、アンデス山脈中のメンドーサ近郊ルクサンの地への二日間におよぶ短期遠征について振り返っている。 

◉二日間の飽き飽きする旅の後に、ルクサンの村や川の周囲に生えているポプラや*やなぎ*の列が、遠くに見えたのは、胸のすく思いがあった。ここにつく少し前に、南方に、暗い赤味を帯びた褐色のでこぼこだらけの雲を見た。はじめは平原の大きな野火の煙かと思った。しかし、それはまもなく*いなご*の大群であることがわかった。この大群は北を指してとんでいた。 

――『ビーグル号航海記 中』 チャールズ・ダーウィン岩波文庫1960)p.235

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