稲村堂作業日誌

科学雑誌を読む日々。

『意識をめぐる冒険』のための地図 [006]

f:id:inamura238:20140819111749j:plain

  ●『意識をめぐる冒険』のための地図 [006]

『意識をめぐる冒険』(岩波書店2014)の第3章には、以下のような記述があります:
意識状態は、朝の目覚めと同時に始まり、眠りに落ちるまで続く。眠っているときも、夢を見ているあいだは意識があるが、深い眠りのあいだや麻酔中や昏睡中には意識はなくなる。〉(p.066)
 夢を見ているときの意識って、起きてるときの意識と同じものって言っていいのかなー? と以前から考えていたりする。意識にもいくつかのバージョンがあるんじゃないかなーと。あ、いや、まったくの素人考えです。でも意識をサブグループに分けるという試みはどこかでなされているような気がしないでもない。ちょっと調べてみよう。