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稲村堂作業日誌

科学雑誌を読む日々。

今日のダーウィン

1833年2月20日]184年前の今週、ビーグル号航海中の若きダーウィン(当時24歳)は、ブラジル沖の島フェルナンド・デ・ノローニャの地にいる。

 

◉この地に留まった二―三時間のあいだに観察できたのは、この島の組成は火山性ではあるが、おそらく現世代のものではないと思われることぐらいであった。

◉全島は樹木におおわれている。しかし、気候の乾燥のために繁茂の形跡はない。山の中腹の上まで柱状の岩の大きな固まりが、*げっけいじゅ*のような木におおわれてをり、別の種類で立派な紅い花があるが、一枚の葉すらない樹に飾られている有様は、近景に気持ちのよい効果を与えていた。

――『ビーグル号航海記 上』 チャールズ・ダーウィン岩波文庫1959)p.033

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